カルシウムが身体にとって必要な栄養素だけど、身体の中でどんな働きをしているのかを正確に答えるのは、なかなか難しいのではないでしょうか。これから成長していく、小学生にとってもカルシウムは重要な栄養素です。カルシウムの役割と共に、食育の観点からも小学生とカルシウムの関係について見ていきたいと思います。



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カルシウムは身体の中でどんな働きをするの?

カルシウムの大切さを小学生の食育で学ぼう

カルシウムと聞くと、まずは骨が浮かびますよね。私もカルシウムが不足すると骨が弱くなり骨粗しょう症を招くといったイメージです。カルシウムの役割はその通りで、身長の増加によって伸びた骨を強くする働きがあります。ですが、その他にも生体機能を保つという役割もあるのです。生体機能と言われても余りピンと来ませんよね。カルシウムには以下のような働きもあるのです。

・筋肉を収縮させて神経情報を伝達する。

普段歩いたり立ったり座ったりと、無意識にしている動作もカルシウムのおかげだったのです!

・ホルモンの分泌や細胞分裂に関わる。

骨を伸ばしているのは、カルシウムではなくて実は、たんぱく質なのです。ですが、骨を伸ばす為にホルモンを分泌させているのがカルシウムの役割なのです。また子どもの骨には、これから大きくなっていく為の骨の伸びしろ的部分である、骨端軟骨という部分があるのですが、ここが細胞分裂していくのもカルシウムの力です。なので、子どもは特にカルシウムが必要だといえます。

・免疫機能の正常化と出血を止める役割。

カルシウム不足が続くと免疫は落ちてきます。免疫が落ちると、様々な疾病にかかりやすくなりますよね。なので元気な身体を保つためにもカルシウムはとても重要です。また、出血した際に凝固剤のような成分を作るのもカルシウムなのです。このように、身体のありとあらゆるところで、カルシウムの働きにより健康が保たれているということが分かりました。

 

小学生はカルシウム不足?

小学生はカルシウム不足?



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カルシウムが身体にとって必要な量が、ぐっと増える時期があります。それは12歳から14歳の時で、男子は1日に1000ミリグラム、女子は800グラム必要となってきます。18歳から29歳のカルシウム必要量が、男性800ミリグラム、女性は650グラムという数字からも、その時期にいかにカルシウムが必要かが、見えてくるのではないでしょうか?

男女共に成長期を迎える頃は、カルシウムがぐっと必要となってくるのですね。ですが、平成25年の栄養調査によると、小学生のどの年齢で見ても平均摂取量が必要量よりも下回っている結果が出ました。なぜ、カルシウムが不足するようになったかというと、考えられるのが食生活の変化です。

カルシウムが小魚や大豆製品、海藻類などに多く含まれているので、和食がカルシウムを摂るのに最適な食事だったのです。ですが、食の欧米化が進むにつれて、カルシウム摂取量も減っていくようになってしまいました。

 

食育で学べるカルシウムとは?

食育で学べるカルシウムとは?

小学生が食育で学べるカルシウムというと、まず浮かぶのは給食での牛乳ではないでしょうか?あれは、正直献立によっては牛乳と合わず飲むのが困難だった、という思いをした人も少なくないのではないかなと思います。ですが、学校で牛乳が出されるのには理由があって、学校給食施行規則でミルクを提供することが決められているからなのです。

日本人の栄養摂取のデータからカルシウム不足が指摘されているので、カルシウムを補うのに効率のいい牛乳が給食で提供されているのです。また、そうした牛乳及びカルシウム摂取の重要性を学校で習うことによって食育へと繋がっていくのですね。

 

まとめ

カルシウムは、身体を作る上で欠かせない栄養素であることが分かりました。また日本人、特に成長期の子どもたちは、カルシウムが不足しているというデータもありました。健康な身体作りをしていく為にも、小学校の給食などで牛乳を飲んで、その重要性を学んでいくことが、食育へ繋がっていくのだと考えられます。

 



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